「工場の仕事ってやりがいがない・つまらない」
このような言葉をネットでもよく見かけるし、友人にも言われたことがあります。
実際に工場で働いている人で「今の仕事はやりがいがあって天職だ!」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
【生活の為に働いている】という感じです。
特にライン作業がある工場では、同じ仕事を繰り返すような作業になるので、つまらないしすぐに飽きてしまうイメージが強いですよね。
同じ工場の仕事でも、僕の職場は毎日同じ作業の繰り返しという訳ではないので、ライン作業に比べたら、まだ飽きずに作業できる方かと思います。
本記事では、工場の仕事に興味がある人や実際に働いている人へ向けて、工場の仕事は【やりがいがない・つまらない】と感じる理由と対処方法を紹介します。
- 工場の仕事にやりがいがないと感じている人
- 工場の仕事はつまらないのか気になっている人
目次
工場の仕事にやりがいを感じられない理由

工場の仕事にやりがいを感じられない理由はいくつかあります。
どんな仕事でもそうですが、やりたくもない仕事をしていれば仕事をしていても【楽しい・面白い】と感じることはできませんよね?
「はやく休憩したいな、早く帰りたいな」と考えながら仕事をしているのが現状でしょう。
そう考えてしまうのは、工場の仕事はやりがいがなくてつまらないからですよね。
工場の仕事にやりがいを感じられない理由は以下の通りです。
- 単純で同じ作業の繰り返し
- ルールが厳しくて束縛される
- 免許を取得しても給料があがらない
①単純で同じ作業のを繰り返し
僕の職場は、他の工場の仕事に比べたら同じ作業を繰り返すという仕事は少ない方ですが、それでも「つまらないなぁ」とか「飽きたなぁ」と思うことが毎日のようにあります。
特にライン作業が主体の工場の場合、ベルトコンベアから流れてくる機械の部品を組み立てたり磨いたりする作業から、弁当箱に食材を詰めるだけの作業など単純な作業が多いです。
自分のペースで仕事ができないし、単純な作業を黙々とこなさなければいけないので、すぐに飽きてしまいやりがいを感じられないのです。
②ルールが厳しくて束縛される
現在の工場の職場では、【能率】よりも【安全】を最優先に考えている企業が多いです。
トラブルや事故がある度に新しくルールが増え、どんどんルールが厳しくなり、時には作業がしづらくなってしまうこともあります。
安全に仕事ができる環境は素晴らしいことなのですが、【あれもダメ・これもダメ・決められたルールは絶対】と束縛されてしまうので、自分の考えで行動することに制限がかかってしまうようになってきました。
ロボットのように、言われたことを言われたとおりに仕事をしていることが昔よりも増えたので、「面白くない」と考えてしまう人が増えてきたのでしょう。
③免許を取得しても給料が上がらない
会社によって違うかもしれませんが…
会社で使用する免許を取得して他の社員より仕事ができる場所が増えたり能力が上がったとしても、給料アップや手当てが付くことはありません。
苦労して免許を取得しても自分には何も返ってくることがないので、「どうせ給料が変わらないなら、楽ができる仕事だけ覚えておけばいいや」と考える若い社員が増え、新しい仕事を覚えたいという社員が減ってきました。
周囲の人と差別化されないのであれば、自分の能力を認めてもらえていないみたいでやる気も出ないし、やりがいも感じられなくて当たり前ですよね。
工場の仕事にやりがいを感じられない時の対処方法

いくら今の仕事に『やりがいがない』と感じることがあっても、仕事は続けていかなければいけませんよね。
しかし、
- やりがいないなぁ
- つまんないなぁ
- 飽きたなぁ
などと考えながら仕事をしていては、この先ずっとつまらない人生になってしまいます。
どうせ仕事をしなければいけないのだから、少し考え方を変えて『やりがいがない』と感じる気持ちを変えていきましょう。
工場の仕事にやりがいが感じられない時の対処方法は以下の通りです。
- プライベートを充実させる
- 作業方法を工夫する
- ジャンルの違う工場に転職する
①プライベートを充実させる
プライベートを充実させて、『趣味を楽しむために仕事を頑張る』という考え方に変えてみましょう。
休日に
- 好きなアーティストのライブに行く
- スポーツで汗を流す
- ツーリングに行く
など、あなたの趣味を生かしてプライベートを充実させることによって、「次の休みには大好きなアイドルに会えるから頑張ろう」とか「頑張って仕事してみんなでツーリングに行くぞ」などと、モチベーションアップに繋がるはずです。
仕事にやりがいを感じられなくても『休日に趣味を楽しむ』という〝目的〟ができれば、工場の仕事もやる気が出てくるのではないでしょうか。
②作業方法を工夫してモチベーションをあげる
作業方法を工夫して、仕事に対するモチベーションをあげましょう。
・同僚などと「どっちが多く納入できるか競争しようぜ!負けた方はジュースおごりな!」などと競い合う
・この量の仕事をこなしたら10分休憩しよう」などと【自分ルール】を作る
同僚と競い合えば『やりがいがない』と感じることも減るだろうし、自分ルールを作れば『疲れた・飽きた』と感じる前に休憩して、次の仕事に集中して取り組むことができます。
又、一人で黙々と作業をするオペレーター業務などの単純な作業なら【こっそり音楽を聴く】などして、飽きないように工夫をしてみてはどうでしょうか?
現在のイヤホンはワイヤレスで小型のものが多いので、耳に付けていても分かりにくいです。
Bluetoothでスマホとも連動できるので、とても便利になりましたよね。
くれぐれも事故やトラブルにならないように自己責任で使用してみて下さい。
③ジャンルの違う工場に転職する
今働いている工場の仕事が、『やりがいがない』と感じる仕事であれば、ジャンルの違う工場に転職してみてはいかがでしょうか?
工場の仕事には、ライン作業のようにシンプルな仕事ばかりでなく、複数で行う仕事やクレーンやフォークリフトを使用する仕事、身体を動かす体力仕事など様々な種類の仕事があります。
工場の仕事は、【未経験・年齢不問】の求人が多いのも特徴なので、すぐに転職が可能です。
「黙々と作業をする仕事は自分には向いていないな」と考えているようだったら、違うジャンルの工場への転職も視野に入れてみましょう。
単純な仕事よりも給料も上がるし、免許も取得できる職場ならキャリアアップもできますよ。
違うジャンルの工場に転職して、平社員から工場長までキャリアアップに成功している人もいるので、現在の仕事に『やりがいがない』と感じたら、〝転職〟も視野に入れて行動しましょう。
すぐに会社を辞められる為にも、転職サイトに登録して求人を探しておくことをおススメします。
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まとめ:仕事がつまらないと感じるなら行動しよう
- プライベートを充実させる
- 作業方法を工夫する
- ジャンルの違う工場に転職する
工場の仕事といっても、以下のように様々な種類の仕事があります。
- 単純で黙々と作業をする仕事
- クレーンやフォークリフトなどのオペレーター業務
- トラックや重機の運転手
- 複数で行う倉庫内や沿岸での作業
人それぞれ得意・不得意があって、自分に合っているもの合わないものがあるので、どの仕事でも『やりがいがない・つまらない』と感じることはあるでしょう。
自分なりに仕事の方法や考え方を変えてモチベーションをあげていけば、『やりがいがない』と感じることは減っていくのではないでしょうか。
どうしてもやりがいがなくて続けていけないのであれば、最終手段として〝転職〟を視野に入れて行動してみましょう。

