「工場の仕事ならコミュ障でも大丈夫だよ」このような話を聞くことがあります。
その話、半分正解、半分間違いです。
確かに、工場のオペレーター業務などは1人作業ですが、一日中誰ともコミュニケーションを取らないというわけではありません。
休憩時間は必ず1人というわけでもありません。
工場の仕事にはコミュニケーションを取らずに一人で黙々と作業をするものもあるし、休憩時間には一人でずっとスマホをいじっている人もいます。
僕も極度の人見知りで、どちらかというとコミュニケーションを取るのが苦手で、一人で作業をしている方が楽なので好きです。
しかし、
工場勤務でも周囲とコミュニケーションをとらなければいけないことがあるのです。
人見知りのコミュ障であっても、これは避けては通れない道なのです。
本記事では、工場の仕事に興味ある方へ向けて『工場の仕事でもコミュニケーションは必要だ』ということを伝えていきます。
- 人見知りに向いている仕事を探している人
- 工場の仕事はコミュ障におすすめと聞いた人
- 工場勤務に興味があるけどコミュ障で悩んでいる人
目次
コミュ障が工場勤務に向いていない理由

コミュ障が工場勤務に向いていない理由は以下の通りです。
- 異常やトラブルを細かく伝えなければいけない
- 毎日申し送りを行う(報連相)
- 教育期間はコミュニケーション必須
- 複数で行う仕事もある
- 面白い人が好かれる傾向にある
①異常やトラブルを細かく伝えなければいけない
機械操作やオペレーター業務などの一人作業でも、異常やトラブルがあったら必ず上司に連絡をしなければいけません。
その時、上手く内容を伝えることができなければ、簡単に対処できる内容だとしても上司はどのように対処すればいいかわからなくなるし、対応が遅れて操業に影響がでたりしてしまいます。
又、機械が故障した場合は、修理を対応してくれる他の部署の人たちと、故障した経緯や症状などのやり取りをしなければいけません。
上手くコミュニケーションをとれなければ、修理や原因究明に時間がかかってしまうことになります。
このように、一人作業だとしてもコミュニケーション能力は大事になってきます。
②毎日申し送りを行う
職場が交替勤務の場合、次の班に仕事を引き継ぐ際に、仕事の残り方や内容を申し送りしなければいけません。
僕の職場も交替勤務なので、次の班に仕事の引継ぎがあります。
そこで、仕事の残り方や要点を上手く伝えられないと、次の班の人は「あれ?言ってることが違うな?」とか「大事なことがいっぱい残ってるじゃん!」と、戸惑うことになってしまいます。
万が一チェックミスやチェック漏れなどがあったりしたら、誤出荷や品質異常に繋がることとなるので、大問題になってしまいます。
仕事の引継ぎが上手くできないと、家に帰ってから「言われたことと違うんだけど、もう一回説明して」などと電話が掛かってきて、二度手間になることもあります。
工場の交替勤務の仕事では、引継ぎの際の申し送りも大事になってくるので、コミュニケーションをしっかりとれるようにしたほうがいいでしょう。
③教育期間はコミュニケーション必須
新入社員に仕事を教える立場になった時、新人とコミュニケーションをとらなければなりませんよね。
伝えたいことも上手く話せないようだと、あなたの下に付いた新人は、仕事を覚えるのが遅くなり成長できなくなってしまうでしょう。
反対に、先輩から仕事を教わる時もコミュニケーション力は必要です。
ただ「ハイ、ハイ」と返事をしているだけではコミュニケーションをとっているとは言えません。
わからないことがあれば「今のはどうやったら上手くいきますか?」とか「もう一度教えて下さい」と自分から聞かなくてはいけません。
仕事を教える時と覚える時もコミュニケーション力は大切ということがわかりますね。
④複数で行う作業もある
工場の仕事には一人で行う仕事ばかりではなく、複数で行う仕事もあります。
一人でやる仕事とは違って、他の社員と会話をしながら仕事をしなければいけません。
自分のやり方を押し付けてくる先輩、言うことを聞かない後輩、みんな性格が違うので仕事のやり方は様々です。
このような人たちと一緒に仕事をしなければいけないので、コミュニケーションをとるのは大変です。
人間関係のトラブルを起こしたくないのであれば一歩引いて話を聞くのに徹したり、そのグループで立場が一番上なら、みんなを引っ張て行くような態度で接しなければいけません。
工場の複数で行う仕事では、一緒に仕事をする人の性格や環境に合わせてコミュニケーションをとらなければ、人間関係のトラブルに発展してしまうので注意が必要です。
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⑤面白い人が好かれる傾向にある
工場の男性が多い職場では、学生時代の延長でコミュニケーションをとっている人が多いせいか、面白い人が先輩に好かれる傾向があります。
「あいつ仕事はできないけど面白いよな」とか「後輩に求めるのは仕事ができるかより面白いかどうかだ」といっている人も多いです。
休憩中は『黙ってるよりみんなで話して盛り上がりたい』という人もいます。
反対にスマホばっかりいじっていると「○○は、いつもスマホばっかいじってて面白くないよな」と思われたりするので、休憩中もコミュニケーションが必要になってくることもあります。
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まとめ:工場勤務もコミュニケーション能力は必要
工場の黙々と作業をするような職場でも、コミュニケーションは必要になってきます。
特に工場の仕事は【報・連・相】が大事になってくるので、そのようなシチュエーションの時は、コミュニケーションをしっかりとることを意識してみて下さい。
そうすることで「あいつはしっかり仕事しているんだな」とか「面白い奴だな」と、部下や先輩、上司からの評価も上がることでしょう。
コミュ障でも人見知りの人でも、繰り返しコミュニケーションをとっているうちに、要点を上手く伝えられるようになってきます。
コミュ障で嫌だと感じているのであれば、少しずつでいいので、自分なりの言葉で一生懸命相手に話してみましょう。
そうすることで「あいつなりに頑張っているな」と、周囲の人は感じるのではないでしょうか?
工場の仕事は他の仕事よりはコミュニケーションは少なくて済むかもしれません。
コミュニケーションが少ない分、しっかりコミュニケーションをとることができれば相手に与える印象は良くなることでしょう。

