あなたは職場の人間関係で悩んで辛い思いをしたことはありませんか?
人間関係のトラブルに悩み過ぎてお腹が痛くなったり、気持ち悪くなったりして体調を崩してしまった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
「職場の人間関係が辛くて、もう限界だ!耐えられない!」と思っていても、ほとんどの人が
- あの人の機嫌が悪くならないように我慢して笑顔でいないと・・・
- 職場の雰囲気が悪くなったら嫌だから自分が我慢しないと・・・
- 自分の為に怒ってくれているのだから辛いけど耐えないと・・・
このように考えてしまうことでしょう。
果たして、嫌なことを耐えて・耐えて・耐え抜いた先に幸せはあるのでしょうか?
結論から言うと、人間関係のトラブルなど辛い思いを耐え続けた先には幸せなどありません。
なぜなら、耐えている途中で体調を崩したり、鬱病になったり、最悪自ら命を落とすことさえもあるからです。
『人間関係に耐えられない!』と感じて悩んでいるのであれば、あなたの感じたその感情を最優先に考えて行動して下さい。
嫌だと感じたら耐え続けなくてもいいのです。
逃げてもいいのです。
ここでは『職場の人間関係がどうにも嫌で限界だ』という人に向けて「嫌なら耐えなくてもいい、我慢しなくてもいいんだよ」という理由を伝えていきます。
http://factory-blog.com/2019/03/01/kaisya-zuruyasumi/
耐え続けた人が幸せになれるのか

上司からのイジメや嫌がらせ、人間関係のトラブルを耐え抜いた人だけが幸せになれるのでしょうか?
先にも述べましたが、辛い思いを耐え抜いても幸せがやってくることはありません。
例えば、
「自分は嫌なことを我慢し続けて、なんて幸せな人間なのだろう」
「定年まで我慢し続けて、なんて幸せな人生だったのだろう」
このように、我慢し続けたこと・耐え抜いたことが幸せだと話せるでしょうか?心から満足した人生だと言えるでしょうか?
この文章を見る限りでは、幸せそうとか羨ましいなんて思いませんよね。
むしろ「この人は辛い人生だったんだろうな」と思いませんか?
今の時代でも、耐えて・耐えて・耐え続ければ【最後に幸せがある】という言葉を信じて生きている人が少なくありません。
- それくらい我慢できなくてどうするんだ!
- みんな我慢して出世していくんだ!
- 耐えて仕事してこそ一人前だ!
などと考えている上司や年配の方はまだまだ多いです。
そのような考えで我慢し続けて仕事をしてきた上司や年配の方は、果たして今、幸せなのでしょうか?
その人が、過去の自分が夢見た未来を実現しているとは到底思えませんよね。
「それぐらいの仕事耐えられなくてどうするんだ!」と怒鳴られて教育されてきた人たちは、この言葉は、あなたの人生から今すぐ取り除いたほうがいいでしょう。
自分の感情を信じて受け止める

職場の人間関係で辛い思いをして「こんな状況なんてもう耐えられない」と感じたら、まずはその感情を受け止めるようにして下さい。
あなたが「こんな会社もう嫌だ!心身共に限界だから辞めたい・・・」と思いながらも、それに踏み切ることができないのだとしたら、その【踏み切れない弱さ】の方に問題があると考えた方がいいでしょう。
時と場合によっては【辞める】という選択肢の方が【強さ】だったりするのです。
あなたが、辞めるという意思を持ったうえでの決断だとしたら、「職場の人間関係が怖いから辞める」というような理由でも、それは【強さ】なのではないでしょうか。
「人間関係に限界がきて仕事が本当に嫌だ」と感じている時に、
- 逃げるように仕事を辞めるのは恥ずかしいことだ
- 一度選んだ道は最後までやり通しなさい
- 就職したら最低3年は働かないとだめだ
などと、頭の中が他人の意見でいっぱいになっていると、自分の感情が見えなくなってしまい、あなたは【我慢】することで自分の感情を誤魔化そうとしているのではないでしょうか。
そうではなく、自分の感情を素直に受け止めて
- 自分が楽になること
- 自分が満足すること
- 自分が解放されること
- 自分が自由になること
を考えていれば「会社を辞めたい」という自分の本当の気持ちに気付くことができて、それが解決に繋がっていくはずです。
一度就職したからといって、上司に怒鳴られ続けても我慢しなければいけないなんてことはありません。
自分の感情を受け止めずに、耐えてずっと今の会社にいようとするのは、決して強さんなんかではないのです。
「耐えられない!」という自分の感情を素直に受け止めて、行動してみましょう。
職場の人と仲良くならなくてもいい

職場の人間関係が悪くて「もう限界だ!」と叫びたくなるほど心が疲弊している状態でも、「職場の雰囲気が悪くなるから仲良くしないと・・・」と悩む必要はありません。
沢山の人と付き合っていたら、身も心も疲れてしまいますよね。
特に苦手な人と一緒にいるだけで「はぁ~疲れた」と独り言がでるくらい心は疲れてしまいます。
【一人でいたい時は一人でいる】と考えでいることができれば、それだけでも心がスッと軽くなることでしょう。
あなたがそのように考えることができれば、一人でいる時間が増えて人間関係のトラブルは減るだろうし、一人でいることの心地よさを発見できるかもしれません。
逆にそのような考えができないと、一人になると結局寂しくなって、恋しくなって誰でもいいから人と接するようになってしまいます。
結果、人と一緒にいると人間関係のトラブルが起きてまたウンザリする、ということを繰り返すことになってしまいます。
「職場の人と無理やりにでも仲良くする必要はない」と考えることができれば、あなたの傍に誰もいなくても【一人でいる時間】というのが大切に感じてくることでしょう。
まとめ
先にも述べましたが、あなたが嫌なことを耐えて・耐えて・耐え抜いても、その先に幸せなどありません。
今の会社で定年を迎えた時に「嫌なことに耐え続けて疲れたな」とサラリーマン人生を振り返るだけです。
「やっと定年を迎えたんだから、これからは絶対に幸せに過ごそう」と思っても、もう先は何年もありませんよね(´・ω・`)
それなら転職して新しい環境に身を投じた方が、幸せになれる可能性は確実にあがると思いませんか?
【⇩転職して後悔しない考え方はコチラの記事へ⇩】

「職場の人間関係に耐えられない!」と感じているのであれば、あなたの今の感情を素直に受け止めるようにして下さい。
人間関係のトラブルから自分を守るためには、他人の意見に惑わされずに【自分の気持ち】を優先にして考えてみましょう。
そうすれば、あなたの本当の気持ちに気付くことができ【嫌なことを耐え続ける必要はない】というこにに気付くことができるでしょう。

