あなたは『周囲の目が気になって全然仕事に集中できない!』とか『あの人は自分のことどういう風に思ってるんだろ…。』などと悩んでしまうことってありませんか?
僕は極度の人見知りで、周囲の目を気にしながら生活していました。
コミュニケーションが取れないと仕事に支障も出るし、どうにか克服しなければと思っていましたが、
- 昨日仕事でミスしたから会社に行きづらい
- 仕事頼まれた時に嫌な顔してなかったかな
- なんかジロジロ見られてる気がする
などと、相手からどう思われているかが気になり、自分が臆病で優柔不断な人間だと劣等感ばかり抱えていました。
僕のように人見知りの方は、周囲の目が気になって仕事が上手くできないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、周囲の目を気にしすぎて、不安や劣等感を抱えて自分を追い込む必要なんてないのです。
自分自身を認めてあげることで解消できます。
本記事では、周囲の目が気になって仕事どころではないという人に向けて、周囲の目が気になる心理と特徴を知り、克服する方法を紹介します。
- 周囲の目が気になって仕事が上手くできない人
- 仕事中に周りからの評価を気にしてしまう人
- 仕事中にコミュニケーションをとるのが苦手な人
目次
周囲の目が気になる人の心理や特徴

そもそもなぜ周囲の目が気になるのでしょうか?
生まれ持った自分の性格が原因かもしれませんし、職場にいる威圧的な先輩や上司が原因かもしれません。
まずは、周囲の目が気になる人とはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
①自分に自信がない
周囲の目が気になるのは、自分に対して自信がないからです。
小さい頃や学生の頃に勉強やスポーツが出来なかったりして「お前はダメなやつだ!」などと叱られたり、「お前は何やらせてもホントにヘタクソだよな」などと馬鹿にされた経験が強く残っていたりしませんか?
そのような記憶が強いと、仕事で小さなミスをしただけでも「また怒られてしまうんじゃないか」とか「みんなに馬鹿にされるんじゃないか」と不安になってしまうのです。
過去の体験で、あまり褒められずに叱られた経験が多かったりすると、自分に対してどうしても【劣等感】が出てきてしまいます。
『自分は何の取り柄もないダメな人間だ』などとネガティブに考えてしまい、どんどん自信を失くしてしまうのです。
【⇓自分に劣等感を抱いてしまったらコチラの記事を読んでください⇓】

②固定観念が強い
自信がないというのに繋がるのですが、過去に叱られた・馬鹿にされたという経験から「あの人は絶対自分のこと嫌いだよ」とか「どうせみんな自分のことを馬鹿にしてるに決まってる」というように、自分勝手に推測したり決めつけてしまうことによって、固定観念が強くなっている可能性があります。
固定観念が強いので他人の言動や行動に敏感になってしまい、自分の思い込みで勝手にネガティブな思考になっているだけなのです。
他人にどう思われているかというのは、過去の嫌な経験から自分が勝手に思い込んでいるだけということをまずは理解しましょう。
③感受性が強い
周囲の目が気になるというのは、ポジティブに考えたら感受性が強いということになります。
そして、感受性が強いということは、あなたは周囲の物事をよく見ていると考えられますね。
相手の表面には出ていない《悲しみ・苦しみ・痛み》などというネガティブな部分に、真っ先に気付いてあげられる才能を持っているということです。
周囲の目を気にし過ぎている自分が嫌いになってしまっているのだとしたら、他人の痛みに気付いてあげられるという、素晴らしい能力があるということを自覚して下さい。
これは僕が中学生の頃の話なのですが、僕は小さいころから人見知りで、周囲の目を気にしながら日々過ごしていました。
あるクラスメイトが元気がないことに気付いた僕は、先生に『○○さん最近元気がないんだけど大丈夫かな?』と話したことがありました。
すると先生は『よく気付いてくれたね、話してくれてありがとう』と言ってくれました。
そのクラスメイトは友人関係で悩んでいて元気がなかったみたいで、後日そのクラスメイトにも『先生に相談してくれたんだって?ありがとう。』とお礼を言われたのを覚えています。
「自分はダメな人間だ」とネガティブに捉えるのではなく、『自分は他人の痛みがわかる心優しい人間だ』と、自分自身を認めてあげましょう。
そうすることで、自分の嫌な部分も受け入れられるようになってきますよ。
『周囲の目が気になる』時の克服方法


心理や特徴を知るということは自分の弱さを受け入れるということです。
弱いところ、悪いところがあって自分なのだと認識して下さい。
自分が自分を認めてあげなければ周りから認めてもらうことは難しいです。
仕事中に他人の目が気になる時の克服方法は以下の通りです。
- 他人の感情は気にしない
- 万人受けは難しい
- 仕事以外に自分の居場所を見つける
- 他人を変えるのは難しいと考える
- 仕事中に見られるのは当たり前
①他人の感情は気にしない
他人の目が気になってしまうあなたは、「どうして怒ってるの?何か悪いことしたかな?」などと、相手の機嫌が悪い原因を探して仕事に集中できなくなってはいませんか?
もしあなたが、高圧的な上司に罵声を浴びせられて、その目を気にしているのであれば何も気にすることはありません。
あなたが起こしたアクションに対して、相手が【イライラしたり・馬鹿にしたり・どう思っているのか】という感情まで責任を負う必要はないのです。
あなたの行動で勝手にイライラしているのは相手です。
自分の感情は自分でしかコントロールできませんし、イライラした感情を抑えるのは誰かにやってもらうものではなく自分にしかできないのです。
ですから、相手に怒られたり八つ当たりされたとしても『またいつもの癇癪が始まったよ。毎日ご苦労様です…。』くらいに軽く受け流せるようになりましょう。
②万人受けは難しい
あなたの意見に対して受け止め方は人それぞれ違うので、あなたの意見に賛成する人もいれば反対する人もいます。
千差万別ということで、100人いたら100通りの受け取り方があるのです。
そのため、あなたが良かれと思って行動したことに対して、感謝してくれる人もいれば悪口を言ってくる人もいることでしょう。
例えば、自分の仕事が早く終わったあなたが、仕事で忙しそうな相手の書類整理を『忙しそうだから手伝うよ』と手伝ってあげたとします。
そのような場合『ありがとう助かるよ』と笑顔で感謝してくれる人もいれば、『あとで自分でやるからいい』と愛そう悪く断る人もいます。
中には『残業でやろうと思ってるからいいんだよ!』などと言って怒り出す人さえいるかもしれません。
このように、たった一つの些細な出来事でさえ、受け止め方は人によって全く異なってくるものです。
相手の受け止め方というのは相手自身の問題なので、あなたが気を遣って解決できるものではありません。
それでも周囲の目を気にするあなたは、相手自身の問題さえも自分自身に非があると考えてしまい、責任を感じてしまっているといえます。
「万人受けを難しいから、嫌なら嫌でいいや!」くらいに軽く考えましょう。
あなたは相手を侮辱してやろうとか、迷惑をかけてやろうなんて思って行動しているのではなく、相手の為になると善意のつもりで行動を起こしているはずです。
相手のことを考えて行動できる人はなかなかいません。
人として素晴らしいことをやっているのです。
なので、もっと自信を持って行動していいのですよ。
③仕事以外で自分の居場所を見つける
常に周囲の目が気になるあなたにとって、本来の自分の姿を出せる居場所をみつけましょう。
ツイッターやフェイスブックやオンラインゲームなどは、自分の共通の趣味や境遇の人とつながることができますよね。
そのためSNSで発信したり、オンラインゲームでチャットをしたりして、あなたの考えに共感してくれる仲間に出会うことができるのです。
また、ネットの世界では本名ではなくニックネームを登録してやり取りできるので、個人を特定されることもありません。
ですから、他人にどう思われているかなんて気にしなくても良いし、自分の思いを素直に発信することができますよ。
普段から「周囲の目が気になって自分の意見がなかなか言えない!」という人は、SNSやオンラインゲームなどのインターネットを活用して、自分の考えや思いを発信する練習をしてみてはどうでしょうか。
二次元的な考えになりますが、そこで自分の考えに共感してくれる友達ができると、自分の自信アップにも繋がるし、自分の居場所を見つけることができるでしょう。
【⇓出会いの少ない工場勤務が、オフ会で女性と出会うことができました⇓】



④他人を変えるのは難しいと考える
仕事に限らずのことなのですが、他人の目が気になりすぎて、不満や愚痴ばかり口にしている人も多いですよね。
不満や愚痴を言い合うことでストレスを発散できてスッキリできるし、気持ち的にも落ち着くことができますが、それって一時的なものではないでしょうか?
いくら不満を口にしたり愚痴をこぼしたところで、その状況が変わることなんてほとんどありませんよね。
そう考えると、自分の周囲の状況は、直接的に変えるのは難しいということがわかりますよね。
自分自身の意識を変えないことには、周囲の目はずっと気になったままです。
自分の考え方を変えると、意外と苦手な相手の態度も変わることが多いものです。
ですから、他人のことを変えるのは難しいということを頭に入れて、自分の方から変わろうとすることも大切になってきます。
⑤仕事中に見られるのは当たり前
仕事中は、先輩や上司はあなたの行動に対して注意観察しなければいけませんよね?
これは業務上〝当たり前のこと〟です。
上司は、部下を見ていないようでちゃんと見ています。
そう考えると《仕事中に周囲の目が気になるのは当たり前》という考え方もできますね。
それが気になる気にならないは個人差であって、気にしすぎて仕事に集中できないのであればミスに繋がるし、仕事もはかどりません。
もし先輩や上司の目が気になっているようなら「仕事だから当たり前のことだ」と割り切るか、上司に「あいつは仕事が上手くなったから安心だな」などと、気にされないくらい仕事ができるようになるしかないですよね。
また、仕事の休憩中や同僚との雑談中に周囲の目が気になることもありますよね。
良いことより悪いことの方が気になるもので、「どうせ自分は仕事ができないと思われている」というように、変な妄想がどんどん広がったりしていませんか?
そういう人は一度気になりはじめると、悪い部分ばかりが頭の中でいっぱいに膨らんでしまい、動けなくなったり恐くなったりしてしまうのです。
この記事をみているあなたはきっと真面目で心優しい人なのです。
でなければ自分の言動や行動をいちいち心配し不安になったり、周囲の目が気になることはありません。
大人になっても失言や失敗は沢山あります。
あなたは周囲の人よりも真面目なだけなので、自分の言動や行動を何も反省することはありません。
もし自分の言動や行動で相手が嫌な気持ちになったのでは?と気になるようなら「少し気になるから、次に合う時あやまろーっと」とか「さっきのは失言だったかな・・・まぁ愛嬌ってことにしとこう」などと心の切り替えを上手くできるように練習していきましょう。
自分が変わりたいと思った今この瞬間に、あなたはもう変わりはじめているのです。
仕事だけの関係だからと割り切り、もっと適当に物事を考えることができるようになれば、周囲の目は気にならなくなっていくでしょう。
どうしても周囲の目が気なるのであれば…


この記事の対処方法を実践しても、どうしても周囲の目が気になって仕事が手が付かないほど周囲の目が怖い…という思いをする人もいることでしょう。
そういう人は職場にいる攻撃的な先輩や上司の目(いわゆるパワハラ社員)が気になっているのではないでしょうか?
攻撃的な人が怖くて気になるのも当たり前です。
攻撃的な人に目を付けられたら、毎日が不安で怖苦てストレスを感じる日々を送らなくてはいけなくなってしまいます。
周囲の目が気になるという職場は人間関係の悪い職場ということなので、それならいっそのこと転職を視野に入れてみるのをおススメします。
転職サイトの『リクナビNEXT』なら、あなたの情報や希望を入力しておくと、あなたの登録情報にぴったりな求人を紹介してくれますよ。
そこで様々な求人情報を見ながら「今の会社を辞めても自分には次があるんだ」と前向きな考えになり「いつでも今の仕事を辞めれる」と思えるだけで、あなたの心はだいぶスッキリするはずです。
一度きりの人生、仕事の人間関係に振り回されずに生きたいですよね。
そのためにも是非、転職サイト『リクナビNEXT』に登録しておきましょう。



まとめ:周囲の目が気になるということは、周囲の物事を良く見ているということ
- 他人の感情は気にしない
- 万人受けは難しい
- 仕事以外に自分の居場所を見つける
- 他人を変えるのは難しいと考える
- 仕事中に見られるのは当たり前
周囲の目が気になるあまり「会社に行きたくない」とか「みんなに嫌われているかも」と悩む気持ちもわかります。
ですが、このようにネガティブに考える必要はありません。
本文にも書きましたが、周囲の目が気になるということは、その分周囲を観察できているということです。
あなたは『他人の痛みに気付くことができる心優しい人』ということになるので、自信を持ってください。
みんな自分のことを第一に考えるので、他人の痛みに気付くことができる人というのはほとんどいません。
あなたの特徴をポジティブに捉えて、この記事の克服方法を実践してみて下さい。
それでも効果が無いなら、転職サイトに登録するだけでも気持ちが楽になるので、転職サイト『リクナビNEXT』に登録して行動してみましょう。

