あなたの職場には気分屋の先輩や上司はいませんか?
「今日は機嫌がいいな」と思っていたら急にカリカリしだしたり、反対に「機嫌悪そう」と思って関わらないようにしていたら急に笑い始めたり・・・
気分屋の人と上手く付き合う距離感って難しいですよね?
本記事では、気分屋の先輩や上司に振り回されてウンザリしている人に向けて、気分屋の人にうまく対処する5つの方法を紹介します。
【この記事がおススメな人】
- 気分屋の上司に振り回されている人
- 上司の機嫌が気になってしまう人
- 上司との人間関係に疲れている人
目次
気分屋上司の特徴

人間誰しも、その時の気分によって態度が変わってしまうことってありますよね。
僕もどちらかというと感情が顔に出やすいタイプだし、ほとんどの人が気分屋の一面を少なからず持っているはずです。
でもあなたは、職場で嫌なことや上手くいかないことがあっても、感情を表に出ないようにグッと押し殺しているのではないでしょうか?
職場で感情を抑えることができず、一緒に仕事をしている人に八つ当たりしたり罵倒したりするという行為は、大人の行動・態度ではないですよね。
気分屋で感情をコントロールできない人は、機嫌が悪いことを知ってほしいとか、機嫌の悪さを周囲に表現することでストレスを発散しているのです。
自分の思い通りにいかないと機嫌を損ねる
気分屋の人は、一緒に仕事をしていて自分の思い通りにいかないことが起こると機嫌が悪くなることが多いです。
自分の思い通りに仕事を進めたいと考えているので、相手を自分の思い通りにコントロールするために、威圧的な態度をとったりします。
言葉には出さないけれど「もっと上手く仕事しろよ! もっと早くできるだろ!?」と言っているようで、一緒に仕事をしている人はその場の空気や雰囲気を察知しながら仕事をしなければいけません。
酷い時だと、舌打ちや大きくため息をついたりして【無言の圧力】で攻撃をしてくることもあります。
そんな攻撃をされた後輩や立場の弱い人たちは、萎縮して上手く仕事ができなくなってしまうのも当たり前ですよね。
このように、気分屋の人は自分の思い通りに仕事が進まないと嫌なので、一緒に仕事をする人は気分屋の特徴を理解していないと痛い目に合ってしまいます。
自分が常に上の立場でいたい
気分屋の人が上司や他の人には優しく接しているのに、自分にだけ当たりが強いとか機嫌が悪いと感じたことはありませんか?
それは、気分屋の人があなたを攻撃することで常にあなたよりも上の立場にいたいと考えていて、優位に立つことで自分の機嫌が良くなるからです。
あなたが優しく下手に接してくることをいいことに、陰で悪口を言ったり、面と向かって罵倒してきたり、目を付けた特定の人にだけ機嫌の悪い態度をとってきます。
ようは、自分より弱い立場の人たちに目を付けて、自分の気が晴れるまで機嫌の悪い対応をしていたいだけなのです。
「自分が良ければそれでいい」と考えている
気分屋の人は基本的に自分のことしか考えていません。
- 「この仕事が終わったらゆっくりできるんだから早く終わらせようぜ」
- 「こっちの仕事の方が忙しいんだから手伝いにこいよ」
- 「今日は仕事する気分じゃないからゆっくりしよう」
というように、自分中心に物事を考えて偉そうにしているだけで、周囲への影響を考えずに【我】を通そうとします。
周りのことなんて考えないので、周囲のみんながその人に振り回されて疲れるのも当たり前ですよね。
気分屋の人は、自分を中心に世界が回っていると考えているのか、周囲の人の気持ちを無視して自分の意見ばかり押し通そうとする傾向が強いです。
気分屋の先輩に振り回されている後輩の話
僕は某製鉄所内の工場で働いているのですが、職業柄か先輩や上司に【気分屋】の人が多く、後輩や弱い立場の人たちは気分屋に振り回されてウンザリしています。
職場の後輩は交替勤務の為、気分屋の先輩に仕事の引き継ぎや申し送りをしなければなりません。
間違いを指摘されるのは自分が未熟なせいだし、自分の為にもなると思って気にしてはいませんでした。
しかし嫌なのは、その日の気分で機嫌が違うこと・・・
機嫌が悪い日だと『八つ当たりされたり、普段言わないような嫌味を言われる』ということでした。
毎日その人に引き継ぎをしなければならず、機嫌が悪い時は出勤してきた時から顔が不機嫌なので、一日のなかで引き継ぎの時間が一番苦痛になってしまったそうです。
先輩の機嫌が毎日違うために、後輩は相手の顔色をうかがいながら話したり接し方を変えなければいけないので、5~10分という短い時間なのにとても憂鬱そうなのです。
気分屋の人に限って仕事ができて威厳があったりするので、怖くて反論できなかったり、その人の命令にイヤイヤ従わなければなりません。
気分屋の上司に上手く対処する5つの方法

- 「今日の機嫌はどうだろう?」
- 「機嫌が悪そうだから近づかないようにしよう」
- 「今の話し方は機嫌悪くさせたかな・・・」
気分屋の人が職場にいると、このように様々な事に気を遣うのでストレスが溜まってしまいますよね。
機嫌がいいと思っていても、いつ・どんな時に機嫌が悪くなるかわからないので対処が難しいものです。
それでは、気分屋の人への対処方法を紹介します。
機嫌が悪い時は近づかない
当たり前ですが、相手の機嫌が悪い時は近づかないことが一番です。
「今日はなんか機嫌が悪そう・・・。」と察知したら、なるべく関わらないように距離を置きましょう。
気分屋だから機嫌が悪くなる理由もわからないし、いつ機嫌が直るかわからないのですから、最低限の業務連絡などを伝えるようにして、あとは放っておけばいいのです。
休憩中などでも気を遣って話しかける必要はありません。
もしかしたら機嫌が悪いのを皆に察してほしいと思っていて「なんで俺が機嫌が悪いことにみんな気付いてくれないんだよ!」とさらに機嫌が悪くなるコトさえあります。
でも、その人の機嫌が悪いことなんて知った事ではありません。
機嫌が悪いのはその人の責任です。
それでも「自分は何も悪くない! 悪いのはお前らだろ!?」という態度で対応してきます。
時には威圧的な態度で迫ってきたり、かと思えば急に何事もなかったようにケロッとしていたり、気分屋の人の一時的な機嫌に付き合ってしまうと、気力・体力共に疲れ切ってしまいますよね。
仕事を終えて帰る頃には身も心もヘトヘトです。
気分屋に付き合うほど無駄な事ってないのです。
気分屋の人が機嫌が悪い時は、適度に距離を保ちなるべく関わらないようにした方があなたの身の為です。
気分屋がどう思っていようが気にしない
仕事中のあなたの行動で相手の機嫌が悪くなっても、あなたが悩む事は何もありません。
これは僕の職場でもよくあるシーンなのですが・・・
例えば自分の仕事も気分屋の人の仕事も忙しかったとします。
相手の仕事も忙しいので、本当は手伝いに行きたいけど行けない状況だとします。
しかし、あなたの仕事が忙しいと知らない気分屋は、自分ばかりが忙しいと勝手に決めつけて「どうせあいつは暇なんだろ!?」と、だんだん機嫌が悪くなっていきます。
そして後から「なんで手伝いに来なかったんだよ!」と理不尽に怒りはじめるのです。
「自分も忙しかったんです」と言っても「そんなの関係ないんだよ!」と、聞く耳を持ってくれないこともあります。
でも、全く同じ状況でも「どっちも忙しいからしょうがないよ」とか「こっちの仕事が早く終わったら手伝いにいくね」などと優しく対応してくれる先輩や上司もいるのです。
このように解釈の仕方、捉え方は人それぞれです。
ですから、「あの人が機嫌が悪いのはいつものことだ」と割り切って気にしないことが一番です。
いちいち気分屋のいう事に耳を傾けているとストレスが溜まっていくだけですからね。
また、相手を変えるというのは難しいですが、自分の考えを変えることは簡単です。
気分屋の機嫌が悪くなったら以下のように軽く受け止め、相手の機嫌を取ることに一生懸命にならないようにしましょう。
- 「またはじまったよ・・・」
- 「あんなに怒ってて疲れないのかね」
- 「いつも怒ってて可哀想な人だよな」
裏で同僚や後輩と愚痴を言い合おう!
一人作業の場合なら何も考えることがなくていいのですが、何人かで一緒に仕事をする時、気分屋の人が同じ空間にいるだけでとても気を遣うものです。
- 失敗したら怒られる
- あの人の好みに合わせなければ機嫌が悪くなる
- 早く仕事を終わらせなければ怒鳴られる
いろんな事を考えて空回りしてしまい、結局上手くいかない・・・
そうやって負のスパイラルに陥ってしまうのです。
気分屋の上司や先輩って、だいたい後輩や立場の弱い人達から嫌われているコトが多いので、負のスパイラルに陥る前に周囲の人に相談してみましょう。
そうすると「実は俺もあの先輩苦手なんだよね」と、気分屋の人を嫌っている人が案外いるものです。
その人たちと【被害者の会】みたいな感じで飲み会を開いたり、愚痴を言い合うのをおススメします。
仕事中は気分屋の人の言うことに「ハイ、ハイ」と笑顔で対応して、裏では被害者の会の皆で文句を言っていればいいのです。
グッとこらえて我慢をしているだけではあなたの体に毒です。
同じような境遇の人に話すだけでも、きっとあなたのストレス発散となるはずですよ。
頼れる先輩や上司に相談する
頼りになる先輩や上司がいるなら相談してみましょう。
気を遣って違う現場にしてもらったり、上司に報告してくれたり、あなたの為に動いてくれることもあります。
僕の職場では「このまま〇〇さんと同じ職場で仕事をするなら会社を辞めようと思っている・・・」と先輩に相談した後輩がいました。
その先輩が上司に取り繕ってくれて、気分屋の先輩と違うグループに変えてもらった社員もいます。
グループが変わるとまた違う犠牲者が出るのですが、とりあえずその場は難を逃れることができます。
このように気を利かせて動いてくれる先輩もいるので、思い切って頼れる先輩や上司に相談してみましょう。
【⇓上司に相談してパワハラ社員を異動させた話⇓】

とことん逃げる
上司や先輩が気分屋の場合は、嫌でも毎日顔を合わせなくてはいけないし、言うことを聞かなければいけないので辛いですよね。
相手の機嫌がどんなに悪くても業務連絡は必ずしなくてはいけません。
【報告・連絡・相談】などは、周りの人からしたら些細なことでも、気分屋のことが怖くて嫌いなあなたにとっては、とても緊張することで『胃が痛くなる思い』をすることだってありますよね。
どうしても気分屋のことが嫌で精神的にも体力的にも限界がきてしまったら、とことん逃げることも大事です。
逃げる人のことを「根性無し」とか「恥ずかしいやつ」などと馬鹿にする人もいますが、気分屋の人が怖いという事実は変わらないのです。
逃げずに立ち向かう勇気のある人もいますが、立ち向かうこともできずに我慢を続け、白髪が増えた・ハゲてきたという人を沢山見てきました。
それだけで済めばいいのですが、気分屋の攻撃を耐え続けて体調を崩して仕事ができなくなってしまっては、元も子もありません。
ですから、会社を辞めたいくらい辛いのであれば逃げたっていいのです。
逃げるときに後ろを振り返ってはいけません。
後ろを振り返ってしまうから嫌な人につかまったり、転んだりしてしまうのです。
その結果、鬱になったり引きこもりになってしまうことだってあります。
気分屋が自由にしている職場は会社が腐っている証拠


気分屋の人に悩まされている人がいるのに、何も対応してくれない職場は根本的に腐っているといえます。
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まとめ:気分屋に振り回されるのはバカバカしい
- 機嫌が悪い時は近づかない
- 相手がどう思っていようが気にしない
- 表では笑顔で対応、裏では愚痴を言い合う
- 時には相談することも大事
- 逃げるときはとことん逃げる
気分屋の上司にと接していると「あれ?当たりが強いのは自分だけ?」と不安になることもあるかもしれません。
しかし、気分屋の人は自分を中心に仕事が回っていると勘違いしているだけなので、あなたが悪いことなんて何一つないのです。
気分屋の機嫌が悪い時は、顔色をうかがったり機嫌をとるような対応は避け、適度に距離を置いて対応するようにしましょう。
あなたは仕事に集中しているだけでいいのです。
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